日本が導入したIC旅券に記録される情報は、ICAO(国際民間航空機関)が策定したIC旅券の国際標準において必須と規定されている顔画像・国籍・氏名・生年月日・旅券番号など旅券面の記載事項が記録されます
尚、指紋は記録されません。
いくつかの国では、指紋を記録しており、また、虹彩情報を記録するための研究が進められているようです。現在所持しているパスポートは有効期限まで使用できますので、あえてIC旅券に切り替える必要はありません。
但し、アメリカについては、パスポートがIC旅券でなければならないことを求めており、IC旅券でないパスポートで、使用可能な場合と不可の場合があるようですので、事前の確認が必要です。
1年以上有効期間のある現行パスポートからIC旅券に切り替えることはできますが、残りの有効期間はIC旅券の有効期間に加算されません。この場合、本来の有効期間満了まで使用できる旅券を、御本人の意思で切替申請されることになりますので、通常の手数料が必要となります。
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